開場して中に入ってからも、忙しそうに行き来するトオルを眺めたり、酒を飲んだりしながらライヴに向けて少しずつ少しずつステージに詰め寄って行き、なにげにかぶりつきに。
合間にDJタイムを挟みつつ、スカロケッツ、big john TENTAとライヴが進み、私とめぐは出演アーティストに一網打尽にあだ名をつけては、その名前で呼ぶという、私たち特有のライヴの楽しみ方に没頭していた。
あだ名と言っても、2人共通の知人や有名人の中で似ている人に当てはめるというパターンがほとんどであるが。
誰がどうというのは詳しくはさけるが、同級生のなっきゃに似ている、そのものズバリの「なっきゃ」や、貴ノ花に似ている「貴関」などが印象的なキャラであった。
めぐは貴関をかなり気に入っていて「私は貴関がいい」と何度も私に報告した。
DJタイムに私に声をかけてくれた人がいて、私はすぐにアヤコさんだなとピンと来た。
このアヤコさんは私がバリに行くのが怖くて、日記でぐずっていたときにメールをくれた日記の読者さんで、アヤコさん自身は当時海外にいたためバリツアーには参加できなかったのだが、いろいろとメールで励ましてくれて、私はかなり心強かったのだ。
今日来られることは聞いていて「逢えるといいなあ」と期待していたのでうれしかった。
そして更にうれしいことに、アヤコさんはメールから受ける印象そのままの人だったのだ。
たまにメールの印象と本人が著しく違う人がいて「うっ・・・」と言葉に詰まることがある。
そして私はわりかし言葉に詰まられるほうだ。
それにも負けずよく声をかけてくださった。
ありがとうございます。
トオルはもちろんサイコーにカッコよく、私も今度は心からキャーキャー叫んだ。
この気持ちは理屈ではないなと、トオルに逢うたびに思う。
なんにも話さなくても、いるだけでいろんな事を教えてくれる、私の生きるお手本のような人だ。
なかなかお手本どおりにはいかない私であるが、お手本から目を離さないことは心がけている。
いてくれるだけで支えなのだ。
やっぱりトオルはすごい人。

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