4/11 京都寺巡り

2002年4月13日
今日はブラックボトムのライヴはなく、完全フリー。
前々からビキと寺巡りに行こうと約束していて実現してなかったので、今日はいい機会だと思い、京都へ向かった。
京都駅の前の案内板を見て、まず南禅寺に行くことに決定。
そこからぐるっと歩いて銀閣寺まで行くのがとてもよいコースに思えたからである。
地下鉄を降りるとすぐに南禅寺。
ビキは寺マニアなのだが、私は寺とか歴史とかには一切興味がない。
どのくらい興味がないかというと、忠臣蔵の歴史的背景を知らない。
四十七士が討ち入りするということは知っているが(合ってる?それすら自信なし)なんのためにして、どうなったということは知らない。
忠臣蔵だけでなく、それ以外のことも概ね知らないのである。
そんな私であるが、散歩は大好きなので、寺巡りは私にとっても望むところであった。
南禅寺をさらりと見て、銀閣寺へ。
25分ぐらい歩くと書いてあったが、猫をモチーフにした小物を扱っている雑貨屋さんや、濡れおかきの買い食いなど寄り道しまくって1時間近くかかった。
銀閣寺は中学の修学旅行で一度来ているが、もちろん全く覚えていない。
今日も修学旅行生(中学生)が来ていたが、私の中学生時代とは全く違う。
どうやらタクシー観光のようである。男女2:2くらいのグループに、観光タクシーの運転手さんが一人ついて案内しているのだ。
なんてぜいたくな。
しかも中学生たちはあんまりガイドを聞いていない。
私たちのほうがその漏れ聞こえてくるガイドを参考にし、けっこう助かった。
夕方になり、ビキは今日で帰ってしまうため、京都駅で別れた。
私も大阪へ戻りホテルへ。
今日からはシングルになるために部屋を移動し、エレベーターのど真ん前の部屋になった。
安宿なので壁が薄く、エレベーターを乗り降りする人の声が臨場感いっぱいに聞こえてきて夜中はとても怖い。
別に話し声が聞こえても怖くはないのだが、歓楽街の中にあるホテルなので、風俗帰りらしき感想を漏らすのが怖いのだ。
ホテルの真ん前は人妻クラブだし。
しかし、エレベーターを降りるなり、なんとも言えぬ嬉しそうな声で「いやあー、あの料金であんなことまでしてもらえるとは思わなかった」と言い放った男の人はちょっとほほえましかった。
いったい、いくらでどんなことをしてもらったのだろうか。

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