いつ知ったのか?
2002年4月1日うちの美幸ちゃんは非常に物知りである。
軽い気持ちでなんかちょっと話を振るといろんなことを教えてくれるのだ。
たまに知らないことだと「へー、それで○○は××したの?」などと詰問を受けるので、聞きかじりの知識を振ったりするとえらい目にあう。
知識欲が旺盛なのだなーと感心したり、そんなことまで知ってどうする?と疑問に思ったりしている。
私は美幸ちゃんにうんちくを傾けられながらよく訪ねる。
「そんなこと、いつ知ったん?」
すごく不思議なのだ。
同じ親から生まれ、ずっと一緒に暮らしているのに、どんな隙をついて、私の知らないところでそんなことを知ったのか。
解散旅行から帰ってきて、旅行中の出来事を美幸ちゃんに話した。
「今日はねー、まず中原中也記念館にいって・・・」
「へー、いいなー。おもしろかった?中也ってさー、○○で△△△してさー、私だったら××するけど、そこがやっぱり凡人との違いだよね」
私はその日に中也記念館に行ってきたばかりだというのにそんなことは初耳であった。
金子みすゞについても同様で、私がみすゞ館で得た知識など、わざわざ先崎まで行かなくても美幸ちゃんに聞けばその場で教えてもらえることだったようだ。
どちらか一方ならいざ知らず、2人ともにそれだけ詳しいとは、明らかにまぐれではない。
今日も私はこのセリフを吐く羽目になってしまった。
「いつ知ったん?」
その問いに美幸ちゃんはいつも「いつって・・・ねぇ」と口ごもる。
そんな知識の泉のような美幸ちゃんだが、私同様、弱いとこにはとことん弱い。
美幸ちゃんは主に服飾関係にはからきし疎い。
ブランド名もほとんど知らないようだし(一部の記号化したもの、シャネルとかヴィトンとかを除く)、ボヘミアンスタイルとか、チュニック丈とか、スクエアトゥとか言ってもまったく通じない。
それどころか、どの服をいつ(シーズン)着たらいいかもよくわかっていないようである。
化粧の仕方や順番もまったくわからないようで(これに関しては私もあんまりよくわからないのだが)、人の結婚式のときぐらいしか化粧をしていない。
そしてそのときは私が施すのだ。
私が知っていて、美幸ちゃんが知らないこと。
それは概ね口では説明できないことなので、話は厄介なのである。
軽い気持ちでなんかちょっと話を振るといろんなことを教えてくれるのだ。
たまに知らないことだと「へー、それで○○は××したの?」などと詰問を受けるので、聞きかじりの知識を振ったりするとえらい目にあう。
知識欲が旺盛なのだなーと感心したり、そんなことまで知ってどうする?と疑問に思ったりしている。
私は美幸ちゃんにうんちくを傾けられながらよく訪ねる。
「そんなこと、いつ知ったん?」
すごく不思議なのだ。
同じ親から生まれ、ずっと一緒に暮らしているのに、どんな隙をついて、私の知らないところでそんなことを知ったのか。
解散旅行から帰ってきて、旅行中の出来事を美幸ちゃんに話した。
「今日はねー、まず中原中也記念館にいって・・・」
「へー、いいなー。おもしろかった?中也ってさー、○○で△△△してさー、私だったら××するけど、そこがやっぱり凡人との違いだよね」
私はその日に中也記念館に行ってきたばかりだというのにそんなことは初耳であった。
金子みすゞについても同様で、私がみすゞ館で得た知識など、わざわざ先崎まで行かなくても美幸ちゃんに聞けばその場で教えてもらえることだったようだ。
どちらか一方ならいざ知らず、2人ともにそれだけ詳しいとは、明らかにまぐれではない。
今日も私はこのセリフを吐く羽目になってしまった。
「いつ知ったん?」
その問いに美幸ちゃんはいつも「いつって・・・ねぇ」と口ごもる。
そんな知識の泉のような美幸ちゃんだが、私同様、弱いとこにはとことん弱い。
美幸ちゃんは主に服飾関係にはからきし疎い。
ブランド名もほとんど知らないようだし(一部の記号化したもの、シャネルとかヴィトンとかを除く)、ボヘミアンスタイルとか、チュニック丈とか、スクエアトゥとか言ってもまったく通じない。
それどころか、どの服をいつ(シーズン)着たらいいかもよくわかっていないようである。
化粧の仕方や順番もまったくわからないようで(これに関しては私もあんまりよくわからないのだが)、人の結婚式のときぐらいしか化粧をしていない。
そしてそのときは私が施すのだ。
私が知っていて、美幸ちゃんが知らないこと。
それは概ね口では説明できないことなので、話は厄介なのである。
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