今日はケミストリーのツアー最終日。
ホントに短いツアーだったけど、心の準備もなくいきなりやってきたこのツアーによって、私はかなり救われた。
3月1日の日記を見よ!2日の日記を見よ!
あれだけ荒れていた私が、大阪のライヴを見たとたん、怒っていたことすら忘れているではないか。
やっぱりトオルはMyOnlyShiningStarである。
ここぞというときには、やっぱりトオルなのだ。
でも、ケミストリーの後ろでオーラを放つトオルは、もう見れないんだなあ。
浜松町の駅で帰りの飛行機の便を替えてもらい、散歩がてら日の出駅まで歩いた。
今年は暖かく、3月半ばだというのに桜がキレイに咲いている。
5分咲きというところだろうか。
桜の道を歩きながら、私はどんな手を使ってでも絶対に前に行ってやろうと心に決めた。
桜の花も、私がトオルを思う気持ちも美しい。(自分で言うな?)
ただ、取る手段は非常にクロい。
青海駅に着くなり私はダフ屋とコンタクトをとった。
75番を売ってもらう予定があるらしい。
「私399番持ってるんだけど、75番と交換でいくら出しぐらい?」
75番を持ってる子がまだ来てないし、金額交渉もしてないからよくわからないけど2万ぐらい用意しとけとのことであった。
75番ということは、実質150番である。
昨日はたまたま行けたけど、今日は最終日でみんな気合いも入っているだろうから150番では甚だ心細い。
でも399番よりはよっぽどマシである。
私はそれが来たら交換+2万で売ってほしいと申し出た。
今日も警察が出ていておっちゃん連中も警戒しながらの商売である。
早く手を打つに越したことはない。
他にもダフ屋とコンタクトを取っている人は多数いたが、遠くからその様子を見ているだけでその真剣度合いはわかる。
交換で前に行きたがっているのか、それとも丸腰でやってきて「どこでもいいから入りたい」という人なのか。
対岸に一人、私に匹敵する真剣さで前に行きたがっている人がいる。
コイツは強敵そうだ。
別にその強敵と一言も言葉を交わしてないし、強敵がおっちゃんと交渉している声も聞こえないけれど、そういうことはなんとなーくわかるのである。
時間は刻々と過ぎていくが75番を持つ人物は現れない。
そうこうしているうちになっちゃんが来て、私たちは会場前に移動することにした。
おっちゃんに「もう会場に行くから75番が来たら連絡して。それよりもっと前でも欲しいから、とにかくいいのが来たらTELちょうだい」と言い残し駅を後にした。
いいのが来なきゃ困るのだ。
399番ではどうにもならん!
しかし、会場の時間が迫ってきてもおっちゃんからの連絡はなかった。
もう、今日は最前無理かなと、半分あきらめてチケットの裏にこそこそと住所・氏名を書いていたらH”が鳴った。
「20番が出たけどどうする!?4万出しでどうだ?」
20番―――――――!!!
もちろん欲しい!確実に最前行けるやん!
しかし交換4万出しか・・・。
どうするよSAKU。

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