ファミコンの学校

2002年3月2日
今日は新大阪駅でめぐと待ち合わせをしていた。
ケミストリーのライヴである。
私のほうが若干早く着いたのでめぐの着くホームで待っていた。
めぐの姿を見つけ、昨日IGGYに渡せなかった渡し物を手に「めぐさんですよね?」と駆け寄り、追っかけごっこに興じる。
ホーム、または空港で待ち合わせるときのお約束である。
昨夜眠れずに何度も寝返りを打ちながらひらめいたことがある。
「明日の昼飯は串かつ食べ放題にしよう!」
なにせ攻撃的な気分だったのだ。
できればマンモスでもしとめて、切り取った骨付き肉にかぶりつきたい心境だったがそれは無理であろう。
100歩譲って串かつ食べ放題である。
席について、パン粉をつけどんどん串かつを揚げながら、昨日の怒りをめぐにぶつけた。
めぐも非常に憤ってくれて、2人して「許せん!許せん!」と言いながら貪り食った。
その後お得意のプリクラを撮り、余白に憎しみの言葉を書き連ね、私たちは爆笑した。
かわいらしい仕返しであろう。
実際には何も解決していないが、大好きな友達に逢い、気持ちを打ち明け、おいしいものを食べることで、私の気持ちはかなり楽になった。
会場のzepp大阪の前でふと思いついて恵美子ママにTELする。
急に来ることになったのでまだ恵美子ママに報告していなかったのである。
恵美子ママはやはりケミのツアーにトオルが同行することを知らなかったようで「ケミストリーって誰?」と非常に初歩的な質問をぶつけてきた。
そして私が以前「失業したからPCの学校にでも行こうかな」といっていたことを覚えていてくれて「あんたファミコンの学校に行くって言っていた話はどうなったの?」と聞いてきたので私はとても気持ちが和んだ。
パソコンですよ。恵美子ママ。ファミコンではなく。
めぐと2人でファミコンの学校の様子を想像し、そのシュールさに笑い転げた。
恵美子ママ面白すぎ。

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