2月14日の日記?

2002年2月17日
その後、ナツコちゃんが来て、みんなにバレンタインデーのクッキーをくれた。
ナツコちゃんのバイト先で作っているクッキーなので「ナツコちゃんの手作りの可能性あり」のクッキーなのだ。
その後、開場して地下に下りてから来たヒロコちゃんもチョコレートをくれた。
これが意外なほどうれしかった。
ネギーシーさんはharuchan曰く、キャイ―ン天野らしい。
私はそんなふうに思ってみたことがなかったので意外だったが、それはネギーシー夫妻も認めるところらしく、敦子さんも満足げであった。
よかったよかった。
おいしいお酒を飲み、おいしいものを食べながら、楽しい話が進む中ライヴが始まった。
haruchanは「MONKYかっこいい―♪」とライヴが始まる前にすでに50回ぐらい言っていた。
常日頃からカッコよがってはいるが、しばらく逢わないでいるうちに少しずつ薄れていくらしく、逢うたびに改めてそのカッコよさにやられているようである。
始まる前からそんなだったので、ライヴが始まるともちろん穴が開くほどMONKYを見ていた。
あんまりharuchanがMONKYばかり見ているので私もついつられて見てしまったほどだ。
それにしてもどうしてブラックボトムのライヴはこんなに楽しいのだろうか。
失業して初めてのブラックボトムのライヴ。
私は2月に入ってから、3つの長い付き合いのものに別れを告げた。
14年のつきあいの会社。
12年のつきあいの愛車。
4年半のつきあいのバイト。
自分の周りが急激に変わっていく、そんな寂しさ、足元の不確かさの中で、まるで心だけがいつも玉乗りしているように忙しくあがいていた。
でも、変わらない大切なものもいっぱいあるからいいのだ。
ブラックボトムのライヴを見ながら、私の心はそっと玉乗りの玉かららくだの背中に居場所を移していた。
そうだ。私は今まで急ぎすぎていた。
これからはしばらくのんびりと「らくだで行こう」。

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