ピアス

2002年2月1日
昨日で営業は終わり、今日と明日、残務整理のために出勤するとその後は有給消化に入る。
今日はわずかに残った商品の棚卸や什器の片づけをし、午後からは職安の方がわざわざ来られて説明会を開いてくれた。
職安の方の持ってきた求人リストを見るとみな驚くほど賃金が安い。
世間の人はどうやってこんな給料でやっていってるのだろうか。
私は今まで「バイトをしなければやっていけないぐらい、まともな給料をもらっていない」と思っていたが、どうやら手に職も何もない、資格も何も持たない女としては、けっこうもらっていたようである。
私は会社が潰れたときよりも何よりも、この求人リストを見た瞬間が一番不景気を肌で感じた。

会社の帰りにharuchanの店に寄りピアッサーを購入した。
私は高校生ぐらいからずっとピアスをしたいと思っていた。
だが、昔だし、田舎だったということもあって同級生でピアスをしている人はほとんどいなかった。
よく覚えていないが、わざわざ校則で禁じるまでもないほど、誰もしていなかったように思う。
そしてようやく社会人となり、さっそくピアスでも・・・と思ったのだが、ところがどっこい、我が社はピアス禁止だったのであった。
途中「やっぱり開けよう」と思ったことが一度あったが、結果的には開けなかった。
最近では、禁止されてるとはいえ開けている人もたくさんいたが、開ける人が増えれば増えるほど、会社への忠誠心が大きくなっていき「私は開けまい」と思ったのである。
しかし、会社がこんなことになってしまっては話は別である。
昨日で接客は終わったので、さっそく今日穴を開けることにしたのだ。
ガチリ!ガチリ!
たったの2撃でピアス完了。
後は1ヶ月間このままにしておけばピアスホールが完成する。
きりのいい日に開けてよかった。

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