本当ならば・・・

2002年1月28日
今日はイチコの誕生日だった。
そして私も美幸ちゃんも仕事が休みであった。
本当ならば、私のバイトが終わったあと美幸ちゃんとカラオケか、近所の日帰り湯にでも行こうと話していた。
帰りにどこかに寄って、イチコの誕生日プレゼントを買って、なんかイチコの好きな晩ご飯でも作ってあげるつもりであった。
しかし、毎日の激務で私はくたくただった。
死にかねんぐらい疲れていた。
それでもとりあえずバイトにだけは行き、バイトが終わると私はまた床に伏した。
そして次に目が覚めたのは2時ごろであった。
私には今日やっておかねばならないことがひとつあった。
今度haruchanと東京に行く夜行バスの予約である。
行きは夜行バスで行き、帰りは飛行機で帰る。
その手配をどうするかということの意思疎通もまだできていなかった。
まだまだ疲れは取れていなかったが「よしっ!」と気合いを入れてharuchanの働く店へと美幸ちゃんとともに向かった。
ちょうどharuchanのお昼休憩の時間となったので一緒にうどんを食べながら策を練り、旅の予定を立てた。
その後、同じ店内で夜行バスの予約をして家に帰った。
ああ、やるべきことはやったなと思い、満足してまた再びよろよろと床につこうとしたときふと気づいた。
イチコのプレゼント買うの忘れてた!
それでもだんだん私の意識は薄れていって、そのまま深い深い眠りの世界へと入っていったのであった。

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