以前にも書いたように、去年の冬のボーナスは出なかった。
そうなると俄然あてにしてしまうのが、セブンイレブンでもらえる「餅代」の存在である。
12月20日ごろからずっと、今日か明日かとドキドキしていたのである。
しかし、夏の「そうめん代」もお盆すぎだったから、くれるにしても年末ギリギリぐらいかもしれない。
そして、夏にくれるのが遅かったのを布石として、ついにこの冬から「ナシ」なのかもしれない。
不景気はうちの会社に限ったことだけではないのである。
クリスマス頃から本格的にドキドキし始めた。
が、くれる気配のないまま大晦日となった。
9時になって帰るときに、奥さんに『くれるものがあるんだったら早くくれないともう帰りますよ』と言わんばかりに「よいお年を』などと言ってみたりしたのだが、帰ってきた言葉は当然「はーい、よいお年を」のみであった。
この期に及んで私はまだ「お年玉」と称して年明けにくれるのかもしれないと期待していた。
元旦はバイトが休みだったので、昨日勇んでいったのだがとうとうもらえなかった。
私もさすがにあきらめたのだが、その矢先、なんと今日、奥さんから「遅くなってごめんね」と封筒を手渡されたのである。
私の第一声は、間抜けにも「は?」であった。
昨日でもうきれいさっぱりあきらめていたのでびっくりしたのだ。
いやいや、でも今夜から大阪に行くのでこの3万円は非常に助かった。
それにしても1月3日かー。
このぶんでは夏の「そうめん代」、もしなかったとしても9月ぐらいまで待ち続けてしまいそうである。

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