その後2ndのお客さんが入ってきて、席に着いたばかりのリエちゃんにことの顛末を話す。
リエちゃんの友達のユキちゃんとは初めて逢ったのだが、逢うなりブーブ―文句を言い始める私に「この人文句言いだなー」とあきれていたに違いないと思うとまたやるせない。
その後まさきちゃんとも再会し、とりあえず私がライヴ前にしておかなきゃならないことは全てすんだ。
私はようやく穏やかな気持ちになってきてめぐと石川とブラックボトムの話をしながらライヴが始まるのを待っていた。

ブラックボトムが出てきたとたん、今までのいきがかりも全て忘れて幸せモードに入る。
またも便箋歌でメタメタにやられ、ビックリパンダみたいな目化粧は全て取れ、いつものお人好しそうな細い目をむき出していた。
1stではブルーノートに敬意を表し「年に2回ぐらいしか着ない」スーツ姿だったGAKU−MCだが、ブラックボトムのあまりのラフさを見てか2ndではジャージ姿であった。
昨日の玲葉奈ちゃんも、郁子ちゃんも、GAKU−MCもみんな「ブラックボトムのおかげでブルーノートのステージに上がれてうれしい」と言っていた。
私もきっとブラックボトムが出なければブルーノートなんて一生来ることはなかっただろう。
なんだかんだ言いつつもブルーノートというハコはけっこう好きだった。
今度は絶対荒れないので、またブラックボトムを呼んでください。

ライヴ終了後、昨日同様またCDサイン会が催された。
私もめぐも石川ももちろん購入。
今日は昨日とは違うスタイルで、長テーブルにメンバーがずらりと並んでいる。
いつものインストアライヴのときのような雰囲気である。
昨日のスタイルについては、会場の都合で仕方ないのかなーと思ってはいたものの、やっぱりなんかちょっと愛想がないなーと思っていたので、今日はうれしかった。
しかし、この改まった体制にめぐはすっかりアガってしまっていた。
そのめぐのアガったカンジも含めて私にはとっても楽しみだったのだ。
さあ、私たちも列に並ぼうかね。

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