三本〆の夜
2001年10月23日宴もたけなわとなり、SASAさんの〆の挨拶が始まった。
結局IGGYに渡しものはできず終い。
各バンドの代表者の挨拶もあり、最後は三本〆でお開きにしようということになった。
そのとき私の目の前にはMONKYがいた。
MONKYほどの男前ともなると、カッコをつけて、こういうことをバカにしがちであるが、MONKYは誰よりもうれしそうに手を打っていた。
MONKYはよくこういう意外性で私を惹きつけるのだ。
三本〆の後、バンザイしたまま手をブラブラとさせているMONKYはなんともいえずかわいかった。
沖縄の旅もホントに終わりだなと思う。
私たちは明日の午後まで楽しめるが、ブラックボトムのメンバーは仕事のために明日の朝の飛行機で帰ってしまうのだ。
またしばらくメンバーに逢えないと思うととても名残惜しい。
みんなも名残惜しいらしく、お開きとなった後もみんなその場を去り難い気配であった。
私も同じテーブルにいた人からものすごくうれしい話を聞いて感涙にむせんだりしていた。
SASAさんが「お店の片付けがあるから」と退店を促すたびに、みんなは尻を浮かせ、そしてそこでまた立ち話に花が咲き、そしてまた促され、2・3歩進み、そこでまた語らい・・・というあたかも牛歩を思わすほどの別れの惜しみ方であった。
私もIGGYに渡しものがしたいと思い、様子をうかがっていたが、他の人と話しているので渡せる雰囲気ではない。
もう時間も深夜3時を回っているし、ビキも眠そうだ。
それにお店の迷惑になってもいけないので、心の中でIGGYに手を振り、あきらめて店を後にした。
下に下りて、展望レストランが回っているか見上げたり、「ホテルに帰るには横断歩道を渡ってからタクシーに乗った方がいいのかねぇ」などと話していると、ANTONさんが下りてきて声をかけてくれた。
車に楽器を積みに来たようである。
「おやすみなさ―い」と手を振り、さていよいよタクシーでも拾おうかと思ったそのとき、IGGYが歩いてくるのが見えた。
渡しもの・・・、でもファンの子と一緒にいるからいいか・・・と思うか思わないかのうちに、IGGYが私を見つけてニコニコッと笑って手を振ってくれた。
なんてかわいらしい。
ビキと2人でちぎれんばかりに手を振り返し、大喜びで沖縄最後の夜は幕を閉じた。
ホテルに向かうタクシーの中で「さっき、IGGYかわいかったねー」と何度も言いながら、私は「幸せってこういうことだよなあ」とぼんやり考えていた。
結局IGGYに渡しものはできず終い。
各バンドの代表者の挨拶もあり、最後は三本〆でお開きにしようということになった。
そのとき私の目の前にはMONKYがいた。
MONKYほどの男前ともなると、カッコをつけて、こういうことをバカにしがちであるが、MONKYは誰よりもうれしそうに手を打っていた。
MONKYはよくこういう意外性で私を惹きつけるのだ。
三本〆の後、バンザイしたまま手をブラブラとさせているMONKYはなんともいえずかわいかった。
沖縄の旅もホントに終わりだなと思う。
私たちは明日の午後まで楽しめるが、ブラックボトムのメンバーは仕事のために明日の朝の飛行機で帰ってしまうのだ。
またしばらくメンバーに逢えないと思うととても名残惜しい。
みんなも名残惜しいらしく、お開きとなった後もみんなその場を去り難い気配であった。
私も同じテーブルにいた人からものすごくうれしい話を聞いて感涙にむせんだりしていた。
SASAさんが「お店の片付けがあるから」と退店を促すたびに、みんなは尻を浮かせ、そしてそこでまた立ち話に花が咲き、そしてまた促され、2・3歩進み、そこでまた語らい・・・というあたかも牛歩を思わすほどの別れの惜しみ方であった。
私もIGGYに渡しものがしたいと思い、様子をうかがっていたが、他の人と話しているので渡せる雰囲気ではない。
もう時間も深夜3時を回っているし、ビキも眠そうだ。
それにお店の迷惑になってもいけないので、心の中でIGGYに手を振り、あきらめて店を後にした。
下に下りて、展望レストランが回っているか見上げたり、「ホテルに帰るには横断歩道を渡ってからタクシーに乗った方がいいのかねぇ」などと話していると、ANTONさんが下りてきて声をかけてくれた。
車に楽器を積みに来たようである。
「おやすみなさ―い」と手を振り、さていよいよタクシーでも拾おうかと思ったそのとき、IGGYが歩いてくるのが見えた。
渡しもの・・・、でもファンの子と一緒にいるからいいか・・・と思うか思わないかのうちに、IGGYが私を見つけてニコニコッと笑って手を振ってくれた。
なんてかわいらしい。
ビキと2人でちぎれんばかりに手を振り返し、大喜びで沖縄最後の夜は幕を閉じた。
ホテルに向かうタクシーの中で「さっき、IGGYかわいかったねー」と何度も言いながら、私は「幸せってこういうことだよなあ」とぼんやり考えていた。
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