淡々と

2001年9月12日
昨日の夜、きらら博から帰って夕寝を楽しんだ私は、夜10時過ぎに起きてネットサーフィンを楽しんでいた。
そして行きついた見知らぬBBSで、私はアメリカに何かが起こったらしきことを知った。
NYが大変だといわれても、外国嫌いの私にはまるでピンと来ない。
へー、なんか大変なことが起きたんだって。ふーん。と思いつつよそに移ると、そこでも「NYで起きた大事件」のことで持ちきりであった。
ようやく私の心にも不安が芽生え、ビデオからTVにチャンネルを切り替えた。
そこで私が何を見たかは皆さんもご存知の通りである。
NYでは、私のちゃちな想像を吹き飛ばす「大変なこと」が起きていた。
貿易センタービルに2機の旅客機が突っ込む映像。
ビルが砂の城のように崩れ、瓦礫の山となる瞬間の映像。
まるで映画を見ているようだとコメントしている人がいたが、本当にものすごいことが起きた時というのは、現実のほうがはるかに淡々としていて、そして現実のほうがはるかにリアリティがない。
アメリカはどういう報復措置を取るのだろうか。
核戦争だけは絶対にやめてほしい。
私は小学校の時に「戦争はいけないことだ」と学校で教わった。
その頃はただ「戦争はいけないことだ」と言葉だけで認識していたが、大人になるにつれて、自分が見たり、聞いたり、考えたりしたことから「本当に、絶対に戦争はいけない」と心で感じるようになってきた。
じゃあどうしたらいいのかといわれても、正直言ってよくわからないのだが、戦争が最善策でない事は断言できる。
私はいざとなると心から「欲しがりません。勝つまでは」とか「お国のために」とか思ってしまう性格なので、よけいに怖いのだ。

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