おでこの傷跡
2001年8月12日おでこがなかなか治らない。
かさぶたが剥がれるのは異常に早かったのだが、剥がれたあとが、赤黒いあざのような色になっていてなかなか元通りにならないのだ。
それでもその痕は日々、少しずつ少しずつ小さく、色は薄くなっている。
早く治らないかな?あとどのくらいかかるかな?と思ってはいるものの、治らないと思ったことはなかった。
今日のお昼ご飯のとき、私が社員食堂の冷蔵庫にお弁当を取りに行くと、冷蔵庫の前のソファでタバコを吸っていた「ガツ(もうすぐ38歳・女・独身・魔女系)」がニヤニヤ笑いながら「SAKUちゃん、そのおでこ、痕になって消えんで残るんじゃないん?」と言った。
なんの意図でそんなことを言うのだろうか。
そんなこといわれて私が喜ぶとでも思うのか。
どう考えてもよい相槌が浮かばなかったので仕方なく無視した。
私はテーブルに戻り、さっそく今の件をゼンポさんに報告した。
悔しいことにそれ以来、ホントに消えなかったらどうしようと心配になって鏡を見る回数が増えてしまった。
休憩時間も終わり仕事をしていると、ゼンポさんが「SAKUちゃん、SAKUちゃん」と手招きをした。
さっきガツがゼンポさんのところにわざわざ現れて「SAKUちゃんのおでこのあざ消えるんかねぇ。治らんのじゃないん」と言ったという。
どうやらガツは私のおでこが治らないことを期待しているようだ。
あー、ハラが立つ。
でも、ちょっとひとことよろしいかしら?
調子のいい時のガツの肌よりも、たとえあざみたいな痕があっても今の私の肌のほうが断然きれいだと思う。
人のいらん世話をやくよりも、歯を入れた方がいいですよ。
かさぶたが剥がれるのは異常に早かったのだが、剥がれたあとが、赤黒いあざのような色になっていてなかなか元通りにならないのだ。
それでもその痕は日々、少しずつ少しずつ小さく、色は薄くなっている。
早く治らないかな?あとどのくらいかかるかな?と思ってはいるものの、治らないと思ったことはなかった。
今日のお昼ご飯のとき、私が社員食堂の冷蔵庫にお弁当を取りに行くと、冷蔵庫の前のソファでタバコを吸っていた「ガツ(もうすぐ38歳・女・独身・魔女系)」がニヤニヤ笑いながら「SAKUちゃん、そのおでこ、痕になって消えんで残るんじゃないん?」と言った。
なんの意図でそんなことを言うのだろうか。
そんなこといわれて私が喜ぶとでも思うのか。
どう考えてもよい相槌が浮かばなかったので仕方なく無視した。
私はテーブルに戻り、さっそく今の件をゼンポさんに報告した。
悔しいことにそれ以来、ホントに消えなかったらどうしようと心配になって鏡を見る回数が増えてしまった。
休憩時間も終わり仕事をしていると、ゼンポさんが「SAKUちゃん、SAKUちゃん」と手招きをした。
さっきガツがゼンポさんのところにわざわざ現れて「SAKUちゃんのおでこのあざ消えるんかねぇ。治らんのじゃないん」と言ったという。
どうやらガツは私のおでこが治らないことを期待しているようだ。
あー、ハラが立つ。
でも、ちょっとひとことよろしいかしら?
調子のいい時のガツの肌よりも、たとえあざみたいな痕があっても今の私の肌のほうが断然きれいだと思う。
人のいらん世話をやくよりも、歯を入れた方がいいですよ。
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