桑田150勝!

2001年8月11日
昨日桑田がヤクルトとの直接対決で、先発登板したのでヒヤヒヤした。
こんな大事なところで桑田に投げさせるなよ!
私はPL学園時代からの年季の入った桑田ファンであるが、反面誰よりも投手としての桑田を信用していない。
プロに入ってから特に信用できなくなった。
言っておくが人間桑田のことは信頼しているし、誰かが批判しようものならすっ飛んでいって庇う。
だが投球に関しては・・・。
桑田がジャイアンツのエースと言われていたころでさえ信用していなかった。
何しろ精神面が弱すぎるのだ。
どんなにいいピッチングをしていてもちょっと打たれるとすぐ動揺して、どんどんつけこまれる。
完璧なときは完璧、崩れるととことん崩れる、オールオアナッシングな男なのだ。
昨日の登板に対しても、全く信用していなかったので、先発登板は桑田ファンとしてはうれしく、ジャイアンツファンとしては苦々しい思いであった。
仕事中も何度も何度も社員食堂のTVで様子をうかがった。
が、私の心配に反して桑田は危なげなく勝利を手にした。
プロ通算150勝。
花束をもらってうれしそうに笑っている桑田。
こんなに曇りのない気持ちで桑田を見たのは久しぶりだ。
うれしいうれしいうれしい。
150勝したということよりも、それをみんなが祝福してくれているということがうれしい。
宮本(和知)などは「真澄はまだまだいける。200勝だってできます」と断言してくれていた。
私自身はとてもそうは思えないが、宮本にそう言ってもらえるとまんざら夢でもないような気がしてくる。
桑田のことは信じてないくせに、なんで宮本の言うことは素直に信じるのであろうか。
なんにせよおめでとう。
これからも心配させてね。

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