最初の気持ち
2001年8月10日CRIBでのライヴが終わって(もう終わったんかい!)、終電の時間も近づいてきて、私はそろそろみんなにお別れの言葉を告げ始めた。
メンバーに次に逢うのはもう山口である。
ANTONさんに「山口、気をつけて来てくださいね」と声をかける。
今日のライヴでANTONさんのフルドラムがホント―――――にカッコよかったので、それだけは絶対に告げねばと思った。
「やっぱしANTONさんのフルドラム、カッコイイですよね―」
と言うつもりだったのだが、肝心の「フルドラム」という言葉が抜けて、
「やっぱしANTONさん、カッコイイですよね―」と勘に耐えぬ声で言ってしまった。
しまったと思ったがANTONさんはまんざらでもないカンジで「でもIGGYのほうがもっとカッコええんやろ」と言った。
その件に関しては少々説明を要するのである。
実は、ブラックボトムの中で誰が私の「一番好きなタイプ」かというと、断然ANTONさんなのだ。
しかし、しかしである。
私がブラックボトムと出会った真治ツアーにサポートで参加したのはホーンズのみ、つまりANTONさんはいなかったのだ。
その時にANTONさんがいたら、きっと私は今頃ANTONさんにメロメロで「ああ、ANTONさんANTONさん」と唸る毎日だったはずだ。
だがしかし、ANTONさんを初めて意識して見たとき、私はすでにIGGYの虜であり、もういまさら変更はきかないぐらいメチャメチャ大好きになっていたのだ。
「だから本来はむしろANTONさんの方が好みのタイプなんです」
そう力説する私にANTONさんは「最初の気持ちを大事にしてるんや」と言った。
なんかよくなーい???
そうか。私は最初の気持ちを大事にしてるんだ。
自分でもよくわからなかった自分の気持ちを、ANTONさんがうまく表現してくれてうれしかった。
「そうですよ。いくらIGGYに冷たくされても」
そう言うとANTONさんは見たこともないぐらいやさしい目をして「がんばれよ!!!」と私の肩をバシッと叩いて励ましてくれた。
うれしかった。
やっぱりANTONさん大好き!
でもIGGYはもっと大好き!(笑)
メンバーに次に逢うのはもう山口である。
ANTONさんに「山口、気をつけて来てくださいね」と声をかける。
今日のライヴでANTONさんのフルドラムがホント―――――にカッコよかったので、それだけは絶対に告げねばと思った。
「やっぱしANTONさんのフルドラム、カッコイイですよね―」
と言うつもりだったのだが、肝心の「フルドラム」という言葉が抜けて、
「やっぱしANTONさん、カッコイイですよね―」と勘に耐えぬ声で言ってしまった。
しまったと思ったがANTONさんはまんざらでもないカンジで「でもIGGYのほうがもっとカッコええんやろ」と言った。
その件に関しては少々説明を要するのである。
実は、ブラックボトムの中で誰が私の「一番好きなタイプ」かというと、断然ANTONさんなのだ。
しかし、しかしである。
私がブラックボトムと出会った真治ツアーにサポートで参加したのはホーンズのみ、つまりANTONさんはいなかったのだ。
その時にANTONさんがいたら、きっと私は今頃ANTONさんにメロメロで「ああ、ANTONさんANTONさん」と唸る毎日だったはずだ。
だがしかし、ANTONさんを初めて意識して見たとき、私はすでにIGGYの虜であり、もういまさら変更はきかないぐらいメチャメチャ大好きになっていたのだ。
「だから本来はむしろANTONさんの方が好みのタイプなんです」
そう力説する私にANTONさんは「最初の気持ちを大事にしてるんや」と言った。
なんかよくなーい???
そうか。私は最初の気持ちを大事にしてるんだ。
自分でもよくわからなかった自分の気持ちを、ANTONさんがうまく表現してくれてうれしかった。
「そうですよ。いくらIGGYに冷たくされても」
そう言うとANTONさんは見たこともないぐらいやさしい目をして「がんばれよ!!!」と私の肩をバシッと叩いて励ましてくれた。
うれしかった。
やっぱりANTONさん大好き!
でもIGGYはもっと大好き!(笑)
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