ニーノトリンカ

2001年8月5日
厚木でのライヴが終わると、私たちは吉祥寺に向かった。
夜にYASSYの個人活動のバンド「ニーノトリンカ」のライヴがあるからだ。
ニーノトリンカを見るのは初めて。
見たことがある人に「どんなカンジのバンドなの?」と前に聞いてみたことがあるが「なんとも言えないカンジ」という答えだった。
なんか言ってくれよ。頼むから。
会場近くのおそば屋さんで腹ごしらえをしてレッツゴー!
入場するともう満席で、立ち見の人もいるほどの盛況ぶりだった。
開演を待っているとYASSYが通りかかったのでみんなで声をかける。
YASSYは「わー、みんなで来てくれたんや。うれしいわぁ」と言ってくれて、そのYASSYのストレートな喜びの表現に私のほうまでうれしくなりにこにこしていた。
にこにこしている私にYASSYは「SAKUちゃんおでこ大丈夫?」と聞いてくれた。
「怪我はたいしたことないんですけど、心の傷が重症なんですよ」というと「はっはっは」と笑っていたが、やはり笑われるようなことをしたのだろうか?
ライヴのほうはやはり「なんとも言えない」カンジ。
どんなのか知りたい人は見に行ってもらうしかないだろう。
実は1stステージではvo.さんの濃さにやられ、「この人ダメかも」と思っていたのだが、2ndが終わる頃には「いやいや、やっぱり好き」と、見事に手のひらを返した。
ライヴのあとはネギ―シーさんおすすめのニューオリンズ(多国籍?)料理のお店に移動。
ナシゴレンがあったので早速注文。
ラマダビンタンバリホテルのメインダイニングの味にかなり近く大満足。
うれしさのあまり、お店の人に「おいしいですぅ」とイヤらしく報告してしまい、お店の若い女の子を笑顔のままで引かせてしまった。
敦子さんの飲んでいたミントの葉ががっさり入ったカクテルも美味しかったし、生春巻きも皮が作り物っぽかったのが残念ながらも、具とタレはかなりいいカンジであった。
みんなでおしゃべりをしているのは本当に楽しいのだが、宴もたけなわなところで私は中座することにした。
ユキちゃんに謝らないといけないので、今日はちゃんと早い時間に帰宅しようと思ったのだ。
ちえさんもちょうど友達と吉祥寺で飲んでいて、帰るところらしいので駅で待ち合わせして、下北沢までご一緒した。
井の頭線の車内で謝罪もすませて一安心。
ユキちゃんちではあの日私がしでかした乱暴狼藉の数々や、「キャー!ごめんなさ―い!」と叫びたくなるような恥ずかしい振る舞いの数々を繰り返し聞かされるという罰を受けた。
だがしかし、これでひととおり謝罪もすんでホッとした。
これで禊ぎはすんだということにさせていただいてよろしいでしょうか???

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