トオル花火アストロ

2001年7月21日
今日は私の会社がある町の花火大会である。
そして我が店は、絶好の花火見物スポットで、毎年花火大会の日は夕方ぐらいからものすごい賑わいになる。
だから今日は店を9時まで開けるわ、従業員は車乗り入れ禁止だわ、なかなかえらい目に合わされるのである。
何年か前まで車を停めるところには大変苦労していたが、ここ数年はharuchanちに停めさせてもらっている。
今日も停めさせてもらった挙句haruchanの車で店まで送ってもらった。
9時までの営業はさすがに長い。
昼間にペコちゃんが誕生日のプレゼントを持って来てくれたりと、とてもうれしいこともあったが、ザビエルの頭の悪さや恩着せがましさにイライラさせられたりして余計に長く感じる。
それでも9:15にようやく釈放され歩いてharuchanちへ。
私は歩くのがけっこう好きだ。
花火帰りの人波に紛れて、お茶を飲んだり、メールを打ったりしながらブラブラと歩く。
今日はトオルの39歳の誕生日。
今ごろ家族と仲良く過ごしているのかな。
そして今日ブラックボトムは原宿アストロホールでライヴKinSYASA東京編。
トオルにとってもブラックボトムにとっても、いつもと違う特別な夜。
でも私は山口の空の下を歩いている。
足を交互に出したら前に進むという当たり前のことがやけに新鮮に感じられ、自分の足をじっと見ながら「歩く」ということを確かめていた。

私がharuchanのうちに着いたとき、haruchanもちょうど仕事から帰ってきて、まだ渋滞してるので寄っていくように勧めてくれた。
haruchanは仕事から帰ったばかりだというのに休む間もなく晩ご飯の支度を始め、一方私はどっかり座りこんで、昨日見たTVの話を延々としていた。
最近は以前よりharuchanと逢える時間が少ないので、あれもこれもと話したいことがいっぱいあったのに、いざとなると出てこなかった。
今日はなんかぼんやりして、一日中夢の中にいるようだった。
でもなんだか心に残る日だったなぁ。

コメント