ずーっと、ずっと、だいすきだよ
2001年7月14日昨日haruchanから、泣ける絵本があるので明日持って行くというメールをもらっていたので楽しみにしていた。
お昼過ぎにharuchanが店に持ってきてくれたのは「ずーっと、ずっと、だいすきだよ」という絵本だった。
調子が悪いときならタイトルを聞いただけで泣くであろう。
主人公の「ぼく」と、その飼い犬エルフィーの話である。
表紙のカバーに、
エルフィーとぼくは一緒に大きくなった。
年月が経って、ぼくの背が伸びる一方で、愛するエルフィーは太って動作も鈍くなっていった。
ある朝、目が覚めるとエルフィーは死んでいた。
深い悲しみにくれながらも、ぼくにはひとつなぐさめがあった。
それは・・・。
と書いてある。
なぐさめとはなんだ?
そこを読んだだけで早くも泣いていた私は、涙を拭き拭き読み始めた。
結論から言うと「ぼく」にとってのなぐさめとは、エルフィーのことを心から愛し、かわいがっていたという思い出だったのだ。
「ぼく」は毎晩寝る前にエルフィーを抱きしめ「ずーっと大好きだよ」と言い続けていたのだ。
それだ・・・。
父が死んだときの、あの得体の知れない悲しさは、父に好きだということを充分伝えきれてないままだったからではないか。
私はもちろん父のことが大好きだったが、なかなかに複雑だった親子関係ゆえ、愛情を全開に表現するというのははばかられる雰囲気だったのだ。
だから私はいつまでもあんなに悲しくて、メドはわりかしすぐに元気になったのかもしれない。
しかし、父が亡くなってもうすぐ2年だが、今になってようやくわかりかけたことがある。
それは、人が亡くなるということは、ただ悲しいだけではないということだ。
亡くなっても「ずーっとずっとだいすきだよ」という気持ちがあるならば、いたずらに悲しみ続けるべきではなく、まだ生きている大事なものを心から愛しなさいと、この絵本は教えてくれた。
お昼過ぎにharuchanが店に持ってきてくれたのは「ずーっと、ずっと、だいすきだよ」という絵本だった。
調子が悪いときならタイトルを聞いただけで泣くであろう。
主人公の「ぼく」と、その飼い犬エルフィーの話である。
表紙のカバーに、
エルフィーとぼくは一緒に大きくなった。
年月が経って、ぼくの背が伸びる一方で、愛するエルフィーは太って動作も鈍くなっていった。
ある朝、目が覚めるとエルフィーは死んでいた。
深い悲しみにくれながらも、ぼくにはひとつなぐさめがあった。
それは・・・。
と書いてある。
なぐさめとはなんだ?
そこを読んだだけで早くも泣いていた私は、涙を拭き拭き読み始めた。
結論から言うと「ぼく」にとってのなぐさめとは、エルフィーのことを心から愛し、かわいがっていたという思い出だったのだ。
「ぼく」は毎晩寝る前にエルフィーを抱きしめ「ずーっと大好きだよ」と言い続けていたのだ。
それだ・・・。
父が死んだときの、あの得体の知れない悲しさは、父に好きだということを充分伝えきれてないままだったからではないか。
私はもちろん父のことが大好きだったが、なかなかに複雑だった親子関係ゆえ、愛情を全開に表現するというのははばかられる雰囲気だったのだ。
だから私はいつまでもあんなに悲しくて、メドはわりかしすぐに元気になったのかもしれない。
しかし、父が亡くなってもうすぐ2年だが、今になってようやくわかりかけたことがある。
それは、人が亡くなるということは、ただ悲しいだけではないということだ。
亡くなっても「ずーっとずっとだいすきだよ」という気持ちがあるならば、いたずらに悲しみ続けるべきではなく、まだ生きている大事なものを心から愛しなさいと、この絵本は教えてくれた。
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