北沢音楽祭?
2001年7月7日開場してIGGYのかぶりつきを陣取る。
昼間に駅前で歌っていた小学生たちも、北T(北沢音楽祭Tシャツ)に着替えて参上。
最初は、多分その小学生たちのために設けられたと思われる、後ろの椅子席に座っていたが、トップバッターのブラックボトムがマーチングで登場すると引きこまれるように一番前にダーッと走ってきた。
私の隣りは小学生の一団である。
子供たちも子供たちなりに楽しんでいるようでほほえましい。
ただ、私がブラックボトムのファンなことを見抜き(っていうか一目瞭然なのだが)、ノリ方を参考にしようとじっと観察するのが恥ずかしい。
らくだのときに、なんて言ってるのかわからないらしく、コーくんの口元と私の口元をかわるがわる見て、唇の動きを読もうとするのだ。
そのくせ私が「GO!GO!どやらくだ?って言ってるんだよ」と声をかけると目をそらしうつむく。
都会っ子にしてはものすごく純朴で、そういうところも悪くないカンジ。
それにしても子供はピースが好きだね。
らくだピースだけは、私から盗んだ気配もないまま本能でこなしていた。
そして事件は次のROCKING TIMEのライヴ中に起きた。
ROCKING TIMEのVo.さんは出てきてすぐ、私の傍らの子供たちに「さっきのお兄ちゃん(コーくん)みたいにおもしろいこと言えないんだ―。ごめんねー」と言い「先生の言うことをよく聞いてね」と言った。
そしてそのときに私の方をふと見たのだ。
「え!もしかしてこの人私を先生だと思ってる?」
しかし思われても無理もない。
子供たちと同じTシャツを着て、子供たちと一団となり、ときには子供たちに話しかけているのだ。
いかにも先生然としているし、最前列でノリノリになるには年をとりすぎている。
先生と間違われたからといってVo.さんを責めるのは気の毒だろう。
でも私は「もしかしたら私の後ろに先生がいてその人に言ったのかもしれない」と信じたい気持ちが強く、決して振り向いて確認はすまいと心に決めた。
しかし、それからほどなく決定的瞬間が訪れた。
コールアンドレスポンスでVo.さんが子供たちにマイクを向けるのだが、子供達はもじもじするばかり。
私は内心非常に焦った。
君らがそんな調子だと「先生」に振られてしまうではないか。
案の定Vo.さんは「♪今日の〜気分は〜・・・・先生、お願いします!!」と私にマイクを向けてきた。
やっぱり私のことだったのねん。
ここで「私は先生じゃありません」とか言ってもたもたしても仕方ないので、とりあえず「晴れ!!!」と絶叫しておいたが、心の中は「やっぱりそうかやっぱりそうかやっぱりそうかやっぱりやっぱりやっぱりやっぱり・・・・」と繰り返しかみしめていた。
昼間に駅前で歌っていた小学生たちも、北T(北沢音楽祭Tシャツ)に着替えて参上。
最初は、多分その小学生たちのために設けられたと思われる、後ろの椅子席に座っていたが、トップバッターのブラックボトムがマーチングで登場すると引きこまれるように一番前にダーッと走ってきた。
私の隣りは小学生の一団である。
子供たちも子供たちなりに楽しんでいるようでほほえましい。
ただ、私がブラックボトムのファンなことを見抜き(っていうか一目瞭然なのだが)、ノリ方を参考にしようとじっと観察するのが恥ずかしい。
らくだのときに、なんて言ってるのかわからないらしく、コーくんの口元と私の口元をかわるがわる見て、唇の動きを読もうとするのだ。
そのくせ私が「GO!GO!どやらくだ?って言ってるんだよ」と声をかけると目をそらしうつむく。
都会っ子にしてはものすごく純朴で、そういうところも悪くないカンジ。
それにしても子供はピースが好きだね。
らくだピースだけは、私から盗んだ気配もないまま本能でこなしていた。
そして事件は次のROCKING TIMEのライヴ中に起きた。
ROCKING TIMEのVo.さんは出てきてすぐ、私の傍らの子供たちに「さっきのお兄ちゃん(コーくん)みたいにおもしろいこと言えないんだ―。ごめんねー」と言い「先生の言うことをよく聞いてね」と言った。
そしてそのときに私の方をふと見たのだ。
「え!もしかしてこの人私を先生だと思ってる?」
しかし思われても無理もない。
子供たちと同じTシャツを着て、子供たちと一団となり、ときには子供たちに話しかけているのだ。
いかにも先生然としているし、最前列でノリノリになるには年をとりすぎている。
先生と間違われたからといってVo.さんを責めるのは気の毒だろう。
でも私は「もしかしたら私の後ろに先生がいてその人に言ったのかもしれない」と信じたい気持ちが強く、決して振り向いて確認はすまいと心に決めた。
しかし、それからほどなく決定的瞬間が訪れた。
コールアンドレスポンスでVo.さんが子供たちにマイクを向けるのだが、子供達はもじもじするばかり。
私は内心非常に焦った。
君らがそんな調子だと「先生」に振られてしまうではないか。
案の定Vo.さんは「♪今日の〜気分は〜・・・・先生、お願いします!!」と私にマイクを向けてきた。
やっぱり私のことだったのねん。
ここで「私は先生じゃありません」とか言ってもたもたしても仕方ないので、とりあえず「晴れ!!!」と絶叫しておいたが、心の中は「やっぱりそうかやっぱりそうかやっぱりそうかやっぱりやっぱりやっぱりやっぱり・・・・」と繰り返しかみしめていた。
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