スーツケース

2001年5月12日
今日はバリに行くときのスーツケースを借りるため、仕事帰りにめぐの家に行った。
母の日前で忙しく、ちょっと遅い時間になってしまい申し訳なかった。
めぐの家には呼び鈴がない。
でも犬ベルがあるのだ。
私が車で乗りつけ、車のエンジンを切るなり吠えたてる。
そのうち近所の犬まで一緒になって吠え始め、それにじっと耐えるという苦行の末、やっと中から人が出てくる。
でもそれはめぐではなく、めぐの母・キミエである。
そしてキミエも「めぐみぃ〜!○○さん(SAKU)が待っちょってよー!!早よ、しいやー!」と一緒に吠える。
そしてようやくめぐがツンとすまして「吠えたらいけんわーね」と犬たちに言うか、「うるさい」とキミエに言うかしながら出てくるのだ。
いつもこの手順を踏まねばめぐには逢えない。
わりと「近くて遠い人」なのだ。
だが今日は夜遅いので、犬のあとダイレクトにめぐが出てきた。
家に上がり込む私へのめぐの第一声は「桑田持って来た?」であった。
もちろん持ってきましたとも。
私はめぐに、桑田と、今日一日車内に置いていたためチョコがすっかり溶けたココアスナックと、かわいいのでなんとなく買ったライターを渡した。
何度見てもこの桑田キーホルダーは素晴らしいと思う。
桑田の品の良さがよく出ている。
桑田のことを好きな人じゃないと、桑田の顔はこんな風には見えないと思う。
めぐは保管用にもうひとつ欲しいと言った。
保管用って、使うつもりかこれを!?
幸い、16日に東京に行く予定があったので、まだあったら買ってくると言った。
イチコになくされた自分の分も欲しいのだ。
あとはレタスをもらい、目の下のくすみを薄くするクリームを借りて家路についた。
さっそく寝る前にクリームをつけてみた。
毎日続けるうちに、私の老いた目の下にも若さが蘇るはずだ。
もうヤツ(ANTONさん)に「目の下が疲れてる」なんて言わせやしない。

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