休日らしい日
2001年5月7日今日はイチコも美幸ちゃんも私も仕事が休みだった。
イチコと休みがかぶるとなんとなく損したような気分になる。
なぜならイチコをおいて出かけるとさびしがるし、どこか行きたいところはあるかときいても、「別にどこっていうことはないけど、なんかちょっとでかけたい」とかぬかし、それならばと私の行きたいところを提示するとイチコは「疲れるからいやだ」というのだ。
「まぁ、せっかく一緒の休みなんだしな」と、イチコの行きたそうなゆるいところにつれていっても別に楽しんでいる気配はない。
そのくせ家に帰りつくと「あー楽しかった。ありがとね」などというので私は大いに戸惑う。
そんなわけで、私はイチコと休みがかぶるのは出来れば避けたいと思っているのだが、美幸ちゃんもいるなら話は別である。
7日は近所の日帰り湯にでも行こうかと何日か前から美幸ちゃんと計画し、イチコも楽しみにしていた。
だが今朝になって急にイチコは「温泉は疲れるから嫌だ」と言い出した。
温泉が疲れるなんていう話聞いたことがない。
それでも、まあイチコのいうことだと、私と美幸ちゃんは大らかにも許し、来月のイチコの会社の社員旅行で着る服でも買いに行くかというとイチコは食いついた。
そんなわけで3人で出かけたのだが、イチコは私が薦めたカットスーツを一発で気に入ったので、私は少し早い母の日のプレゼントとして買い与えた。
その服がよほど気に入ったらしく、終始和やかな雰囲気で帽子を買ったり、靴を買ったりして満足していたようだ。
夕食もついでに食べて帰ろうということになり、久しぶりになんだかとても休日らしい一日を過ごした。
家に帰ってからイチコは買ったものを一式身につけ、鏡を見てうっとりしていたので、ああ、私のナーシサスはこの人の血筋だなと妙に納得した。
イチコと休みがかぶるとなんとなく損したような気分になる。
なぜならイチコをおいて出かけるとさびしがるし、どこか行きたいところはあるかときいても、「別にどこっていうことはないけど、なんかちょっとでかけたい」とかぬかし、それならばと私の行きたいところを提示するとイチコは「疲れるからいやだ」というのだ。
「まぁ、せっかく一緒の休みなんだしな」と、イチコの行きたそうなゆるいところにつれていっても別に楽しんでいる気配はない。
そのくせ家に帰りつくと「あー楽しかった。ありがとね」などというので私は大いに戸惑う。
そんなわけで、私はイチコと休みがかぶるのは出来れば避けたいと思っているのだが、美幸ちゃんもいるなら話は別である。
7日は近所の日帰り湯にでも行こうかと何日か前から美幸ちゃんと計画し、イチコも楽しみにしていた。
だが今朝になって急にイチコは「温泉は疲れるから嫌だ」と言い出した。
温泉が疲れるなんていう話聞いたことがない。
それでも、まあイチコのいうことだと、私と美幸ちゃんは大らかにも許し、来月のイチコの会社の社員旅行で着る服でも買いに行くかというとイチコは食いついた。
そんなわけで3人で出かけたのだが、イチコは私が薦めたカットスーツを一発で気に入ったので、私は少し早い母の日のプレゼントとして買い与えた。
その服がよほど気に入ったらしく、終始和やかな雰囲気で帽子を買ったり、靴を買ったりして満足していたようだ。
夕食もついでに食べて帰ろうということになり、久しぶりになんだかとても休日らしい一日を過ごした。
家に帰ってからイチコは買ったものを一式身につけ、鏡を見てうっとりしていたので、ああ、私のナーシサスはこの人の血筋だなと妙に納得した。
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