ホントは5月2日

2001年5月4日
日記の日付を間違えて5月2日の日記を消してしまった。
この日記は同じ日付で2回日記を書くと、前のが消され上書きされてしまうのだ。
ホントは「子供の頃の夢」は5月3日、「ングラライ」は5月4日の日記なのだ。
一日ずつ日付がずれてしまった。
まぁ、どれが何日だろうが関係ないような内容なのだが。
というわけで、以下が5月2日に起きたできごとである。


今日は美幸ちゃんと休みがかぶったので、2人で出かけることにした。
美幸ちゃんが山口に行こうというので、途中でめぐの仕事先に寄ることにしよう。
何やら小郡で頑張っているらしいので、例の「桑田」と、めぐの好きなココアスナックを用意した(美幸ちゃんにねだった)。
家を出る時に郵便屋さんがバリのオプショナルツアーのお知らせを持ってきたので、それをカバンに忍ばせた。
そしてめぐの仕事先に着いたのだが、私は「桑田ココアスナックセット」を家に置き忘れてきて、何だかバリの自慢をしにわざわざきた人みたいになってしまった。
まあ、なんだかんだいいながら仕事も頑張っているようだ。
それを確認して私と美幸ちゃんは山口へと向かった。
山口では美幸ちゃんは古本を買い漁り、私はそのおこぼれにあずかるという我が姉妹独特の時間を楽しんでいた。
そして美幸ちゃんが「ボディバッグを買いたい」というので、あれこれ選んであげて「これにするか」という段になって、美幸ちゃんははっとした。
財布がない。
美幸ちゃんは取っ手のついた財布を愛用し、それをバッグに入れずに手に持ち歩く。
今までに何度も置き忘れているのだが、何度注意をしても改めないし、注意をすると機嫌が悪くなるのでほっておいたのだ。
すぐに心当たりのところに戻った。
さっき休憩したベンチが美幸ちゃんは最もクサイと言う。
しかしない。
そういえば私が銀行でお金を振り込んでいる時、美幸ちゃんは銀行のベンチでうたた寝していた。
銀行へとダッシュしたがやはりない。
最後に美幸ちゃんが支払いをしてから20分ぐらいしかたっていないのに、もう誰かに持っていかれたのか?
仕方なく私達は駅前の交番に行った。
美幸ちゃんがおまわりさんに申告するところによると4万円ぐらい入っていたらしい。
あーあ。
交番を出ると美幸ちゃんは「いっそあのボディバッグ買おうかな」と言った。
なんで?財布なくしたのに???
ところがどっこい、美幸ちゃんはメイン財布の他にも2・3個財布を持っていて、そのすべてにお金が入っている。
私はその別財布の意味がよくわからないのだが、美幸銀行(美幸ちゃん有する銀行。私とイチコがたまに利用している使い勝手のいい銀行。通称みゆ銀)の経営となんらかの関係があるらしい。
財布をなくそうがどうしようが私よりよっぽど羽振りがよいとはどういうことだ。
「現金よりもスクーターの免許が・・・」と言っている美幸ちゃんに「じゃあ、もし財布が見つかったら現金は私にちょうだい!」という約束を早速取りつけた私だった。

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