馬鹿オヤジ

低俗なタイトルで申し訳ない。
今日セブンイレブンにぶちムカツク馬鹿オヤジが来た。
私はわりかしムカツキやさんなほうだ。
特に客には厳しい。
レシートをクシャっとして置いていった。
袋に入れてやった商品を黙って中身だけ取り出して持っていった。
誰もいないレジに新聞代130円を置いて新聞を持っていく。
レジの順番が来ていないのに「ちょうどだから」と言ってムリヤリ金を渡そうとする。
レジからはなれているときに、声をかけずにレジ台に商品を置く音をわざと大きく立てて気付かせようとする。
逆にレジカウンターの中で違う仕事をしているときに、わざと気配を消して近づいてきて、気付くまでずーっと黙って立っている。
1レジにいるのにわざわざ2レジに並ぶ。
などなど、細かいことにイチイチ軽いムカツキを覚える。
そんな些細なことで・・・とか、レジから目を離すほうが悪いとか思う人もいるだろうが、一度でも客商売を経験したことがある人にはこの気持ちはわかってもらえるのではないだろうか。
しかしである。
今日のオヤジのレベルはそんなものではないのだ。
皆さん共に憤ってくれたまえ。
オヤジは私のレジに来て、商品を3点差し出しながら「カードをくれ」と言った。
私が「テレホンカードですか？プリペイドカードですか？」と聞くと「カードっていったらテレホンカードに決まっちょろうが」と言った。
そうなの？
今どきあんまりテレカを買う人はいないぞ。
「では1000円のテレホンカードを1枚でよろしいですか？」
「1枚しかいらんじゃろうが。馬鹿かおまえ」
私としては「1000円の」というところを強調したかったのだ。
うちには1000円のしか置いてないのに、発券した後になって500円のが欲しかったとかいうお客さんが案外多いのだ。
それにおまえのテレカの消費量なんか私が知るかよ。
なんでイチイチけんか腰の受け答えなんだろうか。
私はテレカを発券すると、他の商品のレジ打ちに取りかかった。
弁当を買っていたので、多分昼に食べるんだろうなと思いつつも一応聞いてみた。
「温めましょうか？」
「温めんにゃ食えんじゃろうが。常識がない女じゃのう」
なにおう！！！
言っておくがヤツが買ったのはダブル丼（丼飯の上にカツ丼と牛丼の具が半々に乗っている）である。
朝6時台に食べるような代物ではないのだ。
そんなオヤジに常識がないと言われるとは私も惰ちたものである。
腹がたったので丼のかたちがなくなるぐらい温めてやった。
なんかオチがなくて申し訳ないが、以上で報告を終わる。