電波貼り紙
2001年3月22日数日前、仕事から帰るとうちの前の町内の掲示板に貼り紙がしてあった。
それがなんとも「電波系」であったので私は急いで家に帰り美幸ちゃんに報告した。
「下の貼り紙見た?」
美幸ちゃんはなんにも書いてない紙が貼ってあったという。
その答えに私はたいへん満足した。
その貼り紙は黄色の蛍光ペンで書いてあったのだ。
夜目には何も書いてないように見えたのであろう。
町内のお知らせを黄色の蛍光ペンで書くか?
その時点で私はたいへんウケた。
しかし内容を読むとちょっぴり薄ら寒い。
22日の午後20時(どんな時間だ)に、10班の女性は全員必ずここに集まれと書いてある。
10班の女性というのは私も該当している。
私もイチコも美幸ちゃんも全員10班の女性である。
3人とも出なければいけないのだろうか?
一世帯一人ではいけないの?
しかもなにをするとも書いていない。
午後20時というのが午後8時のことだとすると私は仕事中である。
出席できない。
しかしその旨を誰に伝えたらいいのかもわからない。
美幸ちゃんも仕事から帰るかどうかギリギリの時間である。
美幸ちゃんはその怪しい会合中に帰宅することになったらどうしようとビビっていた。
唯一イチコが家にいる時間なのでイチコは勇敢にもその電波会議に出ると申し出た。
美幸ちゃんは明日の朝電波貼り紙を見るのが楽しみだといっていた。
次の日、私がバイトに行くとき、またその貼り紙を見てちょっと笑った。
しかし、バイトから帰るとその電波貼り紙は更新されていたのだ。
たった3時間の間に。
結局美幸ちゃんは見ずじまいでとても残念がっていた。
新しい貼り紙は黒のペンで書いてあって時間も午後8時となっていた。
しかしあいかわらずなんの会合かは書いてなかった。
今日帰宅すると、イチコが電波会議の報告をしてきた。
10班の役員を決めるためのくじ引きだったらしい。
なーんだ。案外普通。
しかし老人が多く、内容はけっこう「電波」だったらしい。
役員にあたったばあさんは自分があたったことがわからずボーっとしていたというイチコの報告がなかなか笑えた。
それがなんとも「電波系」であったので私は急いで家に帰り美幸ちゃんに報告した。
「下の貼り紙見た?」
美幸ちゃんはなんにも書いてない紙が貼ってあったという。
その答えに私はたいへん満足した。
その貼り紙は黄色の蛍光ペンで書いてあったのだ。
夜目には何も書いてないように見えたのであろう。
町内のお知らせを黄色の蛍光ペンで書くか?
その時点で私はたいへんウケた。
しかし内容を読むとちょっぴり薄ら寒い。
22日の午後20時(どんな時間だ)に、10班の女性は全員必ずここに集まれと書いてある。
10班の女性というのは私も該当している。
私もイチコも美幸ちゃんも全員10班の女性である。
3人とも出なければいけないのだろうか?
一世帯一人ではいけないの?
しかもなにをするとも書いていない。
午後20時というのが午後8時のことだとすると私は仕事中である。
出席できない。
しかしその旨を誰に伝えたらいいのかもわからない。
美幸ちゃんも仕事から帰るかどうかギリギリの時間である。
美幸ちゃんはその怪しい会合中に帰宅することになったらどうしようとビビっていた。
唯一イチコが家にいる時間なのでイチコは勇敢にもその電波会議に出ると申し出た。
美幸ちゃんは明日の朝電波貼り紙を見るのが楽しみだといっていた。
次の日、私がバイトに行くとき、またその貼り紙を見てちょっと笑った。
しかし、バイトから帰るとその電波貼り紙は更新されていたのだ。
たった3時間の間に。
結局美幸ちゃんは見ずじまいでとても残念がっていた。
新しい貼り紙は黒のペンで書いてあって時間も午後8時となっていた。
しかしあいかわらずなんの会合かは書いてなかった。
今日帰宅すると、イチコが電波会議の報告をしてきた。
10班の役員を決めるためのくじ引きだったらしい。
なーんだ。案外普通。
しかし老人が多く、内容はけっこう「電波」だったらしい。
役員にあたったばあさんは自分があたったことがわからずボーっとしていたというイチコの報告がなかなか笑えた。
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