博多呑んだくれ

2001年3月12日
今日は博多で呑んだくれた。
久々に久留米にでも行こうと12・13日で連休をとり、恵美子ママと約束をしたのだが、よく考えると月曜日は恵美子ママは1週間分の仕込みがあり、大変忙しいのだ。
だから私はいつになく気を利かせ、恵美子ママに「火曜日に逢いましょう」と申し出た。
ならば月曜日は何をするか?
「牛角」である。
私とめぐはスティーヴちゃん祭の前に親不孝通りで食べた牛角の焼肉の味が忘れられなかった。
レバ刺しを置いてないにもかかわらず私たちの中でベストオブ焼肉屋なのだ。
ちなみに2位は沖縄国際通りのばあさんの焼肉屋である。
ここはレバ刺しがうまい。
よし!初日は牛角で肉をむさぼり、博多に泊まろう。
その日が今日なのである。
昼食が遅くなったので私は夜に備え量を控えめにした。
しかしバカめぐは嫌いなもの以外食べ尽くし、そして苦しんだ。
夕方になってもまだめぐは腹が減りきらんと言う。
こっちはペコペコである。
断っておくが、私とめぐの昼食の量にはほとんど差はない。
その量が私にとっては控え気味で、めぐには満腹だったのである。
しかしやがていい時間となり、私たちは牛角へ向かった。
このあと関根さんに会うのだ。
グズグズしてはいられない。
関根さんというのはめぐの尚ダチである。
今、仕事の都合で博多に住んでいるので「会いましょう」ということになったのだ。
わたしは昼間めぐに「関根さんが仕事を早めに切り上げてくれるからあおうって」と言われたとき非常にあがった。
めぐの掲示板で会話したり、めぐから話を聞いたり写真を見せてもらったりしているので、全くの知らぬ仲というわけではないのだが、人見知りせずにいいカンジにできる自信はまるでなかった。
これは呑むしかないぞ。
しかし関根さんに会う会わないにかかわらず牛角のビールはブチうまい。
メニューにはキリン一番搾りと書いてあるのだが、どんな魔法をかけたらこんなにおいしくなるのだろうか。
どんどん食べてどんどん飲んでどんどん酔った。
いやー、酔った。
めぐの目にも「こいつ酔ってるな」ぐらいには映っていたかもしれないが、ホントはそんなもんじゃなかった。
「もう関根さんに会ってもだいじょうぶ」そのぐらい酔っていた。
ちょうどその頃関根さんから連絡があり、関根さんの案内でいいカンジの地下の店に移った。
酔うとホントの自分が出るというがそれは本当らしい。
わたしは初めて会う関根さんの前でナーシサスを剥き出しにした。
自分のことを「かわいい」と連発し「髪型かわいーい(自分の)」は10回はいったと思う。
関根さんが私の靴を「かわいい」と誉めてくれれば「かわいいでしょー。私かわいい靴しか持ってないんですよ」とか吹きまくる始末。
プリクラを撮れば「かわいいかわいい」・・・。
わたしがあまりにもそんなカンジだったので、関根さんはけっこう呑んでいたにもかかわらず酔えなかったようだ。
別れ際関根さんが「会えてよかった」と何度も言ってくれたので、私も「会えてよかった」と思った。
でも言えなかった。すいません。
これから先、何度関根さんに会っても、今日のわたしはもうお見せできないと思う。
でもそれなら他のよいところをお見せするまでだ。
ホテルに帰って、めぐが先に風呂に入った。
続いてわたしが入ったが、トイレの方まで水浸しであった。
それは別にめぐが酔っていたからではなくいつものことなのだが。
私が風呂から出るや否や何のインターバルもなしにベッドに直行し、「寝る」と言ったままホントに寝付いたことにめぐは驚愕していたが、私だって風呂から出たらアンタが全裸でベッドの上にいたので驚いた。
ただつっこむ余力がなかっただけなのだ。

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