沖縄ひとり旅 <12/9 ?>
2000年12月14日 ブラックボトムちょうどブラックボトムがニューオリンズに行っているときに、たまたまKAYAさんも初めてニューオリンズに行ったそうだ。
そのときブラックボトムはニューオリンズの有名なバーで演奏していたりして、ちょっとしたスターだったらしい。
KAYAさんはまだギターを始める前で、その滞在中に路上でトランペットを吹いてるおじさんだかおじいさんだかがいて、その人が吹いてた曲がすごくよかったので、その人になんていう曲かと聞くと、「○○○の△△△だ」と教えてくれたらしい。(けっこう有名な曲。ちゃんと聞いたのに忘れてしまった)
それでKAYAさんはその曲を演奏したい一心でスライドギターを始めたそうだ。
KAYAさんは、「あのときただ憧れていただけの存在だったブラックボトムと今日はいっしょにやれてうれしい」と言った。
その話を聞いて私はまたブラックボトムを遠く感じた。
メンバーがあまりにフレンドリーに接してくれるので錯覚しそうになってしまうがやはり立っている位置はあまりにも遠い。
10歩ぐらい離れたところでKAYAさんの演奏に聴き入っているYASSYの姿を、私は遠い気持ちで見つめていた。
次は南国ドロップスというバンド。
これまた大所帯かつ男女混成で、始まる前からワクワクしていた。
始まってみると案の定モロにストライク。
私はこういうイベントではブラックボトムの直前のバンドにはあからさまに気がのらない。
失礼な話なのだが「早くブラックボトムを出してくれよ―!!」と思い気もそぞろになってしまうのだ。
だが南国ドロップスは楽しかった。
ほんとにすごくいいイベントだ。
出てくる人出てくる人みんないいし、DJも踊りやすいし、酒もうまいし、バンザイ!である。
こうしてテンション最高潮のときにブラックボトム登場。
私はかえすがえすもジャーナリスト失格なのだが、楽しさのあまり細かいことはほとんど覚えていないのだ。
ただ、ものすごい一体感だった。
前のほうで見ていたのは、私以外はほとんどが今夜の出演者だったが、そんなことは全く関係なく、そこにいる全員がブラックボトムのライヴを楽しんでいるお客さんだった。
私は今までブラックボトムのライヴを大小織り交ぜて何本見たかわからない。
50本目まではカウントしていたがもうわからなくなってしまった。
その中で盛り上がったライヴの最高記録は今年の7/18の心斎橋クアトロだったのだが、今日はその記録を軽く更新するほどの盛り上がりであった。
メンバーもとても楽しそう。
丸で観客とメンバーがハッピーのキャッチボールをしているようだった。
ライヴ中に何度かブラックボトムのファン友達の顔が頭をよぎった。
こんな楽しいライヴをあの人にも、あの人にも、あの人にも観て欲しかった。
そして「ブラックボトムのファンでよかったね!」って、みんなで言い合って笑いたかったのだ。
それだけみんなが一体化したライヴだったのに、終わったとたん、やっぱり私は一人ぼっちだった。
今夜の出演者たちも、DJ SASAさんもKEN子さんもみんな輝く何かを持っているのに私にはなにもない。
輝いているあなたたちが眩しくてもうこれ以上とても見ていられない。という気持ちになり、私は帰る支度を始めた。
帰る前にコズエさんにひとことお礼を、と思い見るとコズエさんはライヴハウスの床に横たわるようにして泣いていた。
私も泣きそうになりながらお礼を言い、入口で物販をしていた建石さんにIGGYへの手紙を預け、ヒューマンステージをあとにした。
そこまでが限界だった。
バタン扉が閉まる音を合図に、私の目からはどんどんどんどん涙が溢れてきた。
そのときブラックボトムはニューオリンズの有名なバーで演奏していたりして、ちょっとしたスターだったらしい。
KAYAさんはまだギターを始める前で、その滞在中に路上でトランペットを吹いてるおじさんだかおじいさんだかがいて、その人が吹いてた曲がすごくよかったので、その人になんていう曲かと聞くと、「○○○の△△△だ」と教えてくれたらしい。(けっこう有名な曲。ちゃんと聞いたのに忘れてしまった)
それでKAYAさんはその曲を演奏したい一心でスライドギターを始めたそうだ。
KAYAさんは、「あのときただ憧れていただけの存在だったブラックボトムと今日はいっしょにやれてうれしい」と言った。
その話を聞いて私はまたブラックボトムを遠く感じた。
メンバーがあまりにフレンドリーに接してくれるので錯覚しそうになってしまうがやはり立っている位置はあまりにも遠い。
10歩ぐらい離れたところでKAYAさんの演奏に聴き入っているYASSYの姿を、私は遠い気持ちで見つめていた。
次は南国ドロップスというバンド。
これまた大所帯かつ男女混成で、始まる前からワクワクしていた。
始まってみると案の定モロにストライク。
私はこういうイベントではブラックボトムの直前のバンドにはあからさまに気がのらない。
失礼な話なのだが「早くブラックボトムを出してくれよ―!!」と思い気もそぞろになってしまうのだ。
だが南国ドロップスは楽しかった。
ほんとにすごくいいイベントだ。
出てくる人出てくる人みんないいし、DJも踊りやすいし、酒もうまいし、バンザイ!である。
こうしてテンション最高潮のときにブラックボトム登場。
私はかえすがえすもジャーナリスト失格なのだが、楽しさのあまり細かいことはほとんど覚えていないのだ。
ただ、ものすごい一体感だった。
前のほうで見ていたのは、私以外はほとんどが今夜の出演者だったが、そんなことは全く関係なく、そこにいる全員がブラックボトムのライヴを楽しんでいるお客さんだった。
私は今までブラックボトムのライヴを大小織り交ぜて何本見たかわからない。
50本目まではカウントしていたがもうわからなくなってしまった。
その中で盛り上がったライヴの最高記録は今年の7/18の心斎橋クアトロだったのだが、今日はその記録を軽く更新するほどの盛り上がりであった。
メンバーもとても楽しそう。
丸で観客とメンバーがハッピーのキャッチボールをしているようだった。
ライヴ中に何度かブラックボトムのファン友達の顔が頭をよぎった。
こんな楽しいライヴをあの人にも、あの人にも、あの人にも観て欲しかった。
そして「ブラックボトムのファンでよかったね!」って、みんなで言い合って笑いたかったのだ。
それだけみんなが一体化したライヴだったのに、終わったとたん、やっぱり私は一人ぼっちだった。
今夜の出演者たちも、DJ SASAさんもKEN子さんもみんな輝く何かを持っているのに私にはなにもない。
輝いているあなたたちが眩しくてもうこれ以上とても見ていられない。という気持ちになり、私は帰る支度を始めた。
帰る前にコズエさんにひとことお礼を、と思い見るとコズエさんはライヴハウスの床に横たわるようにして泣いていた。
私も泣きそうになりながらお礼を言い、入口で物販をしていた建石さんにIGGYへの手紙を預け、ヒューマンステージをあとにした。
そこまでが限界だった。
バタン扉が閉まる音を合図に、私の目からはどんどんどんどん涙が溢れてきた。
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