少し話は前後するが、開演前にトオルのファンクラブSPICEのスタッフ、カオリンがテレコ片手に会場内を練り歩いていた。
SPICEの会報の12月号は毎年恒例のCD会報なのだ。
トオルからのクリスマスプレゼントなのである。
トオルが自宅のスタジオでなにやら地味にラジオ番組風につくって録音している様を思うとそれだけで笑えてしまう。
で、今回のCD会報には会員の声も入れようということで、カオリンがインタビューして回っていたのである。
私にふられた質問は「トオルをひとことで言い表すと?」であった。
ぜひ使ってくれたまえ。
私の肖像権はそちらにお渡ししよう。
ユキちゃんは「トオルへのメッセージ」ということで「去年のワンマンライヴのときに途中で倒れてしまい残念だったのでまたワンマンをやってください」と伝えていた。
そう、ユキちゃんは去年のライヴ中に体中の骨を抜かれたかのようにいきなり軟体動物と化してしまったのだ。
驚いた。
アンコールになってユキちゃんはまた骨を入れられて戻ってきたが、とてもいい内容のライヴだっただけに残念さもひとしおだろう。
私からもワンマンライヴをお願いしておきたい。

そしてライヴがはじまった。
スティーヴのライヴはいつもながら素晴らしい。
まず何しろスティーヴがカッコイイのだ。
穏やかな人柄とハードなルックスのギャップがまたたまらん。
サービス精神旺盛で、フットワークも軽く、私もああいう40代になりたいものだといつも思う。
ライヴの模様を書きたいのだがスティーヴのライヴレポは難しいのだ。
多分スティーヴを見たことない人にはどんだけ説明してもわからないだろう。
ぜひみなさんにスティーヴを見せたい。
カッコイイでしょ―――!どんなもんだ!といいたいのだ。
私が自慢するすじあいではないが。
盛りだくさんのないようで、拡声器で叫んだり、火花をぶっ放したり狭いステージをフル活用で暴れていた。
しかしなかなかトオルが出てこないのだ。
まぁ、スティーヴちゃん祭のゲストというポジションだから仕方がないのだが、9時までと時間が区切られているためちょっと焦れた。
そして、トオルが出てきたのは8時半をとっくに過ぎたころだったのだ。
レピッシュのタツさんも出た。
タツさんとはトオルがらみであまりにもよく逢うので一方的に親近感を増してしまっていて困る。
ステージ上にいるときは「タツさーん!!!」というカンジで一線を引いて見られるのだが、それ以外でばったり逢うと、なんか友達に逢ったような気がして「あ、タツじゃん!久しぶり―!」と肩でも叩きそうになってしまうのだ。
さすがにすんでのところでこらえているが、肩は叩かなくてもそういうフレンドリーな顔になっているところを見られてギョッとされたことはある。
それは村井さんにも言えることなのだが。

   ちゅうことでまた明日へ続く―
   前・中・後編の三部作の予定なのだがホントに明日で終わるのだろうか?

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今日はブラックボトムのコーくんの誕生日です。
コーくん27歳おめでとう!
たぶん明日の日記に書くと思うのだが、直におめでとうを言えてうれしかった。
いつまでもジェントルマンで、デリカシーのあるコーくんでいてね。

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