優勝した。
それもかなりメイクドラマなカンジ。
仕事中、こそこそと何度も抜け出して社員食堂のTVで見ていたのであるが、最初見たときすでに3−0だった。
次に見たときは4―0になっていた。
私は0というのが嫌いなのだ。
1点ぐらい取れ!根性見せろ!!!と思ってしまうのである。
1―0でまけるなら5―1の方がよい。
一矢報いたカンジがするから。
私は0という部分に関してかなりご立腹だった。
またもやカーラジオの調子が悪かったので、仕事が終わって帰る途中、家にTELした。
美幸ちゃんに「今、野球何対何になった?」と聞いたらムカつく答えが返ってきた。
「野球を見てないからわからん。」
そんなことはわかっている。
昨日サッカーでもなく、野球でもなく「おジャ魔女どれみ♯」のビデオを見ていた女がいきなり改心してジャイアンツの応援をしているわけがないではないか。
「何対何になった?」というのは何対何になったかちょっと見てくれという意味である。
皆まで言わすな。バカめ!
美幸ちゃんの使えぬカンジに腹を立てつつ家に帰ると4−0のままだった。
しかし先ほどとは違いもう9回になっていた。
9回の裏の時点での私の胸の内は「1点は返せよ!」であった。
今日の胴上げはもうないが、せめて1点でも取れるように檄を飛ばそうという気持ちで見ていたのである。
ノーアウトのランナーが出た時点で「よし、2点はいける。」と踏んだ私の心の中に「逆転」の2文字がちらつきはじめたのは、松井のヒットだった。
松井がヒットを打った時、茂雄の顔が輝いた。
松井のドラフトの時に当たりくじをひいた時の顔と同じ顔だった。
その顔を見たとき、私はメイクドラマの始まりを感じた。
マルティネスと江藤には正直言ってまったく期待していなかった。
私は二岡が満塁ホームランを打ってくれる気がしていた。
だからさっさと二岡に打たせろと思っていた。
そうそう、マルはもういいよ。江藤もさっさとね。と思っていたら、さっさとホームランを打ってくれた。
「キヤアアアアアア―――――――――!!!!!いやったぁ――――――――!!!!!!!!!!」
と、私が広くもない家で叫び、飛び上がり、手を打つと、美幸ちゃんも違う意味で飛び上がり、うるさいので静かにしろと私に命じた。
寝ていたイチコも飛び起き私を非難した。
どんな家族だ!
こんなメイクドラマを目の当たりにして、なおもマイペースに生きるこの人達とは気が合わない。
せっかくの感動に水をさされた私が悔し涙を浮かべている間に二岡が勝ち越しホームランを打った。
正直に言おう。見逃した。
それにしても由伸、出てくるのが早かったなぁ。
茂雄を抜く勢いだった。
由伸があんなに飛び上がって喜ぶと思っていなかったのでうれしかった。
そして、あんなにいち早く飛び出たのに胴上げのときには真ん中に入れずに、外のほうで反対を向いて飛び上がっていた。
かわいいところもあるじゃん。
ビールかけのときゴーグルがとても似合っていた。
工藤も江藤もおめでとう!
これで君たちもG戦士の仲間入りです。
(私は他球団からきた選手は一回優勝するまではG戦士として認めない方針なのだ。)
これからは大手を振ってG戦士として歩んでいってくれたまえ。
私ももうお客さん扱いはしない。
それにしても、今回の件で、私は美幸ちゃんとケンカにはならなかった。
美幸ちゃんもすぐに、しまった、と思っていたようだったのもさることながら、やっぱり一番の理由はイチコが「半年間無視の刑」を免れたのとほぼ同じ理由である。
なんともストレスのたまる話だ。
それもかなりメイクドラマなカンジ。
仕事中、こそこそと何度も抜け出して社員食堂のTVで見ていたのであるが、最初見たときすでに3−0だった。
次に見たときは4―0になっていた。
私は0というのが嫌いなのだ。
1点ぐらい取れ!根性見せろ!!!と思ってしまうのである。
1―0でまけるなら5―1の方がよい。
一矢報いたカンジがするから。
私は0という部分に関してかなりご立腹だった。
またもやカーラジオの調子が悪かったので、仕事が終わって帰る途中、家にTELした。
美幸ちゃんに「今、野球何対何になった?」と聞いたらムカつく答えが返ってきた。
「野球を見てないからわからん。」
そんなことはわかっている。
昨日サッカーでもなく、野球でもなく「おジャ魔女どれみ♯」のビデオを見ていた女がいきなり改心してジャイアンツの応援をしているわけがないではないか。
「何対何になった?」というのは何対何になったかちょっと見てくれという意味である。
皆まで言わすな。バカめ!
美幸ちゃんの使えぬカンジに腹を立てつつ家に帰ると4−0のままだった。
しかし先ほどとは違いもう9回になっていた。
9回の裏の時点での私の胸の内は「1点は返せよ!」であった。
今日の胴上げはもうないが、せめて1点でも取れるように檄を飛ばそうという気持ちで見ていたのである。
ノーアウトのランナーが出た時点で「よし、2点はいける。」と踏んだ私の心の中に「逆転」の2文字がちらつきはじめたのは、松井のヒットだった。
松井がヒットを打った時、茂雄の顔が輝いた。
松井のドラフトの時に当たりくじをひいた時の顔と同じ顔だった。
その顔を見たとき、私はメイクドラマの始まりを感じた。
マルティネスと江藤には正直言ってまったく期待していなかった。
私は二岡が満塁ホームランを打ってくれる気がしていた。
だからさっさと二岡に打たせろと思っていた。
そうそう、マルはもういいよ。江藤もさっさとね。と思っていたら、さっさとホームランを打ってくれた。
「キヤアアアアアア―――――――――!!!!!いやったぁ――――――――!!!!!!!!!!」
と、私が広くもない家で叫び、飛び上がり、手を打つと、美幸ちゃんも違う意味で飛び上がり、うるさいので静かにしろと私に命じた。
寝ていたイチコも飛び起き私を非難した。
どんな家族だ!
こんなメイクドラマを目の当たりにして、なおもマイペースに生きるこの人達とは気が合わない。
せっかくの感動に水をさされた私が悔し涙を浮かべている間に二岡が勝ち越しホームランを打った。
正直に言おう。見逃した。
それにしても由伸、出てくるのが早かったなぁ。
茂雄を抜く勢いだった。
由伸があんなに飛び上がって喜ぶと思っていなかったのでうれしかった。
そして、あんなにいち早く飛び出たのに胴上げのときには真ん中に入れずに、外のほうで反対を向いて飛び上がっていた。
かわいいところもあるじゃん。
ビールかけのときゴーグルがとても似合っていた。
工藤も江藤もおめでとう!
これで君たちもG戦士の仲間入りです。
(私は他球団からきた選手は一回優勝するまではG戦士として認めない方針なのだ。)
これからは大手を振ってG戦士として歩んでいってくれたまえ。
私ももうお客さん扱いはしない。
それにしても、今回の件で、私は美幸ちゃんとケンカにはならなかった。
美幸ちゃんもすぐに、しまった、と思っていたようだったのもさることながら、やっぱり一番の理由はイチコが「半年間無視の刑」を免れたのとほぼ同じ理由である。
なんともストレスのたまる話だ。
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